考える振りをする人

あまり人前では言う機会のないことを書くメモ的ななにか

editの話

譜面の話。

ここ数か月「オーバーラップを多用する」スタイルを詰めてて、長所と短所についてある程度分かってきた。

それについてのメモ。

 

中間点

・譜面コンセプトが規則性、進行感に寄りがち

 良くも悪くも。永遠に同じ展開が続いている場合は演出の一環としてゴリ推せる

・他のスタイルよりも相対的にfor FCになりやすい

 スナップや鋭角度にもよるけど基本的に配置の説得力自体は生まれやすい

・赤点と白点を多用しまくる蛇スライダーが生まれ辛い

 オーバーラップという手法自体が点と点を結ぶ思想なので配置を壊す蛇スライダーはいるだけで邪魔になる、オーバーラップする度に浮く。

 

長所

・作成カロリーの節約

 GD等の自分然としたスタイルを求められていたりとか取るに足らない譜面を作る時に便利

・for FCとchallengeの両立がしやすい

 オーバーラップが成立条件と考えればスペーシングは無限に増やせる

・リズム観で音付けしやすい

 配置を単純化している分プレイヤー側の処理キャパシティをリズム観に費やせる

 

短所

・SV乱高下の印象極振り譜面が生まれない

 画面の性質上(横が広く縦が短い)オーバーラップ重視だと角度や距離が一定になりやすい

・スナップ距離重視のやりやすい配置をするための調整が難しい

 カロリー節約のためのスタイルで凝った配置をするくらい好きな曲なら最初からカロリー激重コンセプトすればええやん・・・・

・付加価値の選択肢に乏しい

 凝ったスライダーを作るか単発の流れで差別化を図る 位の選択肢しかない

 

どんな曲に合うか

・同じ音を鳴らし続けるクラブミュージック

 非ジャンプであり連続単発でもないみたいなアレ

・BPM150~190あたりの汎用的な中速ボーカル曲

 オーバーラップ自体に固執すると期待的な展開や意外性配置をうまく活かせないので注意

・背景音が飽和的な曲

 そもそもが「曲を聴く」という段階で芸術体験として昇華出来てるから譜面は最低限を増長させるためのもの的なアレ

 

スタイル不一致

・不規則なリズム

 矛盾の観点から言えばスナップ重視とオーバーラップを組み合わせれば成り立っているかもしれない

・コンセプティズム

 配置の単調さや表現力の乏しさは否めない

・シンボリックパターン

 上記の理由から象徴的・印象的な配置をするに至るための土台作りが出来ない

 

HINODE(VIP)を作る上ではtojita sekaiやDrainの様な耽美的コンセプトジャンプ譜面にした方が良かったり

パート毎にスタイルを区分するのも面白そう。

160で世界観を構築する為には技術水準(プレイヤー視点からの)を下げるか、スナップ重視かつ蛇スライダーみたいな要素で完結した矛盾を用いるか。

 

Enonの否世界ハーモナイゼとか結構よかった。

あれはオーバーラピズムというよりスナップで計算された系統の譜面だけど。

次は良いと思った配置をスクショして貼り付けまくる手抜きメモでも書こうかなと思う。